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エレクトーンコンクール曲の仕上げ方|最後の1か月で意識したい練習ポイント

この記事は約4分で読めます。

エレクトーンコンクールに向けて練習を続けていると、最後の1か月は特に重要な時期になります。

「一通り弾けるようになったけれど、ここから何を練習すればいいの?」
「もっと完成度を上げるにはどうしたらいい?」
「本番までに間に合うか不安」

と感じる方も多いのではないでしょうか。

コンクール直前の時期は、新しいことを増やすよりも、今ある演奏をどれだけ磨き上げられるかが大切です。

長年エレクトーン指導に携わる中で感じるのは、最後の仕上げ方によって、本番での演奏の印象は大きく変わるということです。

今回は、エレクトーンコンクール曲を完成度の高い演奏に仕上げるために、最後の1か月で意識したいポイントを解説します。

コンクール直前は弾ける演奏から伝わる演奏へ

曲を最後まで弾けるようになった段階では、まだ完成ではありません。

コンクールで評価される演奏にするためには、

・曲の魅力を伝える
・音色を活かす
・表現にメリハリをつける
・聴く人の印象に残る演奏にする

ことが必要になります。

最後の1か月は、ただ間違えずに弾く練習ではなく、「どう聴かせるか」を考える期間です。

最後の1か月で取り組みたい5つの練習

① 苦手部分を明確にする

まず大切なのは、自分の演奏を客観的に確認することです。

練習していると、どうしても好きな部分や得意な部分ばかり弾いてしまうことがあります。

しかし、本番で不安になるのは、

・苦手な指使い
・足鍵盤の移動
・レジストチェンジ
・テンポが崩れやすい部分

などです。

録音をしたり、先生に聴いてもらったりして、改善ポイントを明確にしましょう。

② 表現を細かく作り込む

仕上げの時期は、音楽表現を深めることが重要です。

例えば、

「ここは大きく弾く」

だけではなく、

「なぜここは盛り上がるのか」
「どんな気持ちを表現したいのか」

を考えます。

強弱、音色、フレーズの流れを意識することで、演奏に説得力が生まれます。

③ レジストチェンジを安定させる

エレクトーンコンクールでは、レジストチェンジの完成度も大切なポイントです。

直前になると、

「音色は合っているか」
「操作のタイミングは大丈夫か」

をもう一度確認しましょう。

ただし、操作だけに意識が向きすぎると音楽の流れが止まってしまいます。

レジストチェンジは、あくまで表現の一部です。

曲の流れの中で自然にできる状態を目指しましょう。

④ 本番形式の練習を増やす

本番では、練習室とは違う環境で演奏します。

そのため、最後の1か月は本番を想定した練習が必要です。

例えば、

・最初から最後まで止まらず弾く
・人に聴いてもらう
・本番の衣装や靴を意識する
・舞台に出るところからイメージする

などです。

本番に近い経験を積むことで、自信につながります。

⑤ 演奏を安定させる

直前期になると、「もっと良くしたい」という気持ちから、新しい弾き方を試したくなることがあります。

もちろん改善は大切です。

しかし、本番直前は演奏を大きく変えるより、安定感を高めることを優先しましょう。

今まで積み重ねてきた演奏を、自信を持って出せる状態にすることが大切です。

コンクール直前に避けたい練習方法

毎回最初から最後まで弾くだけ

通し練習は必要ですが、それだけでは細かい部分の改善ができません。

苦手部分を取り出した練習も必要です。

難しい部分ばかり練習する

苦手克服は大切ですが、曲全体の流れも忘れてはいけません。

部分練習と通し練習のバランスが重要です。

焦って練習量だけを増やす

本番前は不安から練習時間を増やしたくなります。

しかし、疲れた状態では集中力が落ち、逆効果になることもあります。

質の高い練習を意識しましょう。

講師が感じる、最後に伸びる子の特徴

コンクール前の最後の時期に伸びる子は、ただ練習時間が多い子ではありません。

自分の演奏を聴き、

「もっと良くするにはどうしたらいいか」

を考えられる子です。

また、先生からのアドバイスを素直に取り入れ、少しずつ修正できる力も大切です。

小さな違いへのこだわりが、本番での大きな差につながります。

まとめ

エレクトーンコンクール曲の最後の仕上げでは、「弾ける演奏」から「伝わる演奏」へ変えていくことが大切です。

最後の1か月は、

・苦手部分の確認
・表現力の向上
・レジストチェンジの安定
・本番を想定した練習
・演奏の安定感作り

を意識しましょう。

一音一音にこだわり、自分の音楽を届ける準備をすることで、本番で自信を持った演奏につながります。

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