「ピアノを始めたいけれど、何から練習すればいいの?」
「楽譜が読めないけど大丈夫?」
このような悩みを持つ初心者の方はとても多いです。
実は、ピアノは最初の1か月の過ごし方で、その後も楽しく続けられるかどうかが大きく変わります。
私は20年以上ピアノ・エレクトーンの指導をしてきましたが、上達する人には共通点があります。それは「難しい曲から始めないこと」と「基礎を楽しみながら身につけること」です。
この記事では、ピアノ初心者が最初の1か月でやるべきことを順番に解説します。
ピアノ初心者はまず鍵盤に慣れることが大切
「早く曲を弾きたい!」という気持ちはよく分かります。
しかし、いきなり難しい曲に挑戦すると、指が思うように動かず挫折してしまう人も少なくありません。
まずは鍵盤の並びを覚えましょう。
ピアノの鍵盤は黒鍵が「2つ」「3つ」と並んでいます。
この並びを目印にすると、「ド」の位置がすぐに分かるようになります。
最初は毎日5分でも構いません。
鍵盤に触れることを習慣にしていきましょう。
正しい姿勢を身につけよう
初心者ほど姿勢が大切です。
正しい姿勢で弾くことで、
● 指が動かしやすい
● 良い音が出やすい
というメリットがあります。
ポイントは、
● 椅子に浅く座る
● 背筋を軽く伸ばす
● 肘が鍵盤と同じくらいの高さになるよう調整する
● 肩に力を入れない
無理に姿勢を固める必要はありませんが、自然な姿勢を意識しましょう。
指番号を覚えよう
ピアノでは指に番号があります。
右手・左手ともに
● 親指…1
● 人差し指…2
● 中指…3
● 薬指…4
● 小指…5
です。
楽譜には数字が書かれていることも多いため、最初に覚えておくと練習がスムーズになります。
楽譜は少しずつ読めれば十分
「楽譜が読めないから始められない」
という方もいますが、心配はいりません。
最初から全部読める人はいません。
まずは、
● ト音記号
● ド・レ・ミ・ファ・ソ
だけでも十分です。
少しずつ読める音を増やしていけば大丈夫です。
毎日10〜15分の練習を続けよう
初心者におすすめなのは長時間練習ではありません。
毎日少しずつ続けることです。
例えば、
● 月曜日…10分
● 火曜日…15分
● 水曜日…10分
このように短時間でも毎日弾くことで、指は少しずつ動くようになります。
週に1回だけ2時間練習するよりも、毎日10〜15分続ける方が上達しやすいでしょう。
最初の1か月でおすすめの練習内容
最初の1か月は次の順番がおすすめです。
1週目
● 鍵盤の場所を覚える
● 正しい姿勢
2週目
● 指番号
● ドレミを弾く
3週目
● 右手だけで簡単な曲
4週目
● 左手も少し加える
● 両手の簡単な練習
焦らず一歩ずつ進めることが大切です。
独学とレッスン、どちらがおすすめ?
独学でも始めることはできます。
ただし、
● 指の形
● 姿勢
● リズム
などは、自分では気付きにくいことがあります。
基礎を正しく身につけたい方は、レッスンを受けることで上達への近道になることもあります。
ピアノ初心者がやってはいけないこと
初心者が挫折する原因として多いのが、
● いきなり難しい曲を選ぶ
● 毎日何時間も練習しようとする
● 他人と比べる
ことです。
上達する人ほど、自分のペースで少しずつ練習を積み重ねています。
昨日より一つでもできることが増えれば、それは立派な成長です。
まとめ
ピアノ初心者が最初に意識したいことは、「楽しみながら続けること」です。
最初の1か月で基礎を身につけることが、その後の上達につながります。
毎日10〜15分でも継続すれば、少しずつ弾ける曲が増え、ピアノがもっと楽しくなっていくでしょう。

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