ピアノの練習を始めると、楽譜を読んでいくと思いますが、音符以外に色々なことが書かれていますよね。
「これって一体どういう意味なのだろう」
「具体的にどういう弾き方をしたらいいのかな」
と思って行き詰まることはありませんか?
せっかく楽譜が読めるようになってきて、曲らしく弾けるようになってきたのに、何かが足りない、という事はないでしょうか?
曲の弾き方って本当に色々あるのですが、基本的なこととして、「レガート奏法」「スタッカート奏法」をマスターするのは、曲を弾く上ですごく大切です。
「レガート、スタッカートって何だ?」て感じですよね
この記事では、レガート、スタッカート奏法についてご紹介したいと思います。
この記事を読んで欲しい人
- レガート・スタッカートそれぞれの弾き方を知りたい人
- レガート・スタッカートの意味を知りたい人
他の表現方法についてはこちらの記事からご紹介しています。
レガートとは?
レガートってよく聞きますが、一体どういう意味なのでしょうか?
結論から言うと・・・隣り合った音と音をつなげ、なめらかに演奏することです。
この楽譜の曲線で書かれているものを「スラー」といいます。
スラーというのは、「曲線でくくられた部分の音をレガートで弾く」という意味になります。
「レガートはつなげて弾くだけなので簡単じゃないの?」
と思われがちですが、結構難しくて、始めはなかなか音と音がつながらなくて、苦戦する方がいます。
特に4.5歳の小さなお子さんには「レガート」は結構大変です。
レガートがどうしても出来ない場合は、次の音を弾いてから、前の音をゆっくり離すという練習をくり返してみてください。
そうすると、少しずつコツが掴めてきます。
このなめらかな奏法ができると、しっとりした曲や美しい曲が弾けるようになります。
「レガート」ができるかはピアノを演奏する上でとても大切なポイントになります。
それでは、次に、もう一つの奏法「スタッカート」についてご紹介します。
スタッカートとは?
スタッカートはどういう意味なのでしょうか?
ピアノのレッスンをしていたら、この言葉を口にしない日がないほど、たくさん出てきます。
スタッカートとはこの楽譜で音符の上にある点のことです。
この楽譜では、全部の音符についていますね。
スタッカート・・・その音を短く切る
短い音になるように切って練習します。
「切るってどうやるの?」
という感じですよね。
弾いた音を早く離すといった表現の方が分かりやすいかもしれませんね!
「スタッカート」は手の離し方が大事です。
トランポリンで飛んだ時のように「手が跳ね返ってくるイメージ」で弾くとスタッカートがしやすいと思います。
スタッカート奏法ができるようなると、曲をカッコよく弾けるようになりますね〜。
まとめ
「レガート」と「スタッカート」相反しているような奏法ですが、1曲の中にこの2つの奏法が交互に出てくる曲がとても多いです。
この2つのことが出来るようになると、何となく今までボヤッとした感じの曲だったとしても、メリハリのきいた引きしまった演奏になってきます。
つまり、曲が磨かれるわけですね〜。
この記事でご紹介した、レガート、スタッカートはピアノに限らず、他の楽器を演奏する時もとても重要になってきます。
是非、参考にしていただいて、ご自身の演奏に役立ててみてくださいね!
読んで頂きありがとうございました。
コメント